先進医療から選定療養へ(多焦点眼内レンズ)
[2020.03.15]
すでにお聞き及びの方もおられると思いますが、本年度の診療報酬改定で、「多焦点眼内レンズを用いた水晶体再建術」が先進医療から外れることが決定いたしました。
4月以降は、多焦点眼内レンズを使用した白内障手術は、選定療養というカテゴリーで扱われることになります。
多焦点レンズを使用して白内障手術をいたしますと、通常の単焦点レンズで得られる「矯正視力改善」に加えて、遠くと近くを眼鏡をあまり使わずに裸眼で見るという機能が付加されることになります。
この付加されたプレミアムな価値の部分の差額を、通常の白内障手術にかかる費用にプラスするという扱いになるようです。
ただ、その費用がいくらになるのか、はっきりしたことが決定するのが今月の終わりごろと聞いております。
詳細はもうしばらくお待ちください。