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糖尿病網膜症・網膜静脈閉塞症

糖尿病網膜症

糖尿病網膜症が悪化すると新生血管が形成されます 

糖尿病網膜症は初め、網膜出血などを主体とする単純網膜症として始まりますが、血糖値コントロール不良などにより、徐々に増殖糖尿病網膜症に移行します。増殖糖尿病網膜症になると、新生血管という脆弱な(もろい)血管が網膜や視神経乳頭に形成され、硝子体出血や網膜剥離をきたします。また、隅角に新生血管が形成されると新生血管緑内障という、非常に厄介な状態となります。

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眼底写真:右眼 左眼

この例では、網膜および視神経乳頭新生血管、硝子体出血もきたしています。

蛍光眼底造影(FAG)の必要性

OCTを使用し、網膜構造を詳細に解析することができます。下記の例では、OCTで右眼の神経線維層厚と神経節細胞層の減少がみられ、眼底写真では下方に網膜色調の暗い領域として認められます。

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蛍光眼底造影:右眼 左眼

FAGは、腕の血管から造影剤を注入し、網膜の血行動態を診ます。新生血管からの旺盛な色素の漏出がみられます。

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無灌流領域(AVA)

この症例では広範な無灌流領域(AVA)があり、これが新生血管の原因です。早急に網膜光凝固(レーザー)を追加し、治療する必要があります。このように、進行した糖尿病網膜症の診断には、OCT(光干渉断層計)などの非侵襲検査に加えて、造影検査が必須となります。造影検査はまれにアナフィラキシーショックを起こすことがありますので、検査前に皮内反応を行ってから実施します。

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