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オルソケラトロジー(近視治療)

近視進行抑制治療としてのオルソケラトロジー

オルソケラトロジー治療とは、近視に対して、寝る時に特殊な形状のレンズを装用することで、角膜形状を変化させ、裸眼視力を改善させる治療法です。変化した角膜形状は一定期間維持され、その間の裸眼視力は改善されます。未成年者が装用する場合は、親権者の管理・指導のもと、装用していただきます。

近年ではオルソケラトロジー装用によってお子さんの近視の進行が抑制されることが分かっています。代表的な研究であるROMIOスタディでは、眼鏡装用に比べて43%の近視進行抑制効果があったと報告されています。

オルソケラトロジーによって近視進行が抑制されるメカニズムとして、軸外収差理論が有力とされています。オルソケラトロジーを装用した眼の角膜は平たくなり、その結果として網膜周辺の「遠視性デフォーカス」が減少することによって、眼球が前後に伸びる「眼軸長の伸長」を抑制するとされます。「デフォーカス」とは、像の「ボケ」のことです。

近視進行抑制効果については、現在国内でも治験が進められており、近く承認される予定となっております。

また、オルソケラトロジーとリジュセアなどのアトロピン製剤、あるいはレッドライト療法との併用療法も強力な近視進行抑制効果を持つ可能性があり、注目を集めています。

当院におけるオルソケラトロジー費用

初回 適応検査 22,000円
2回目 レンズ合わせ 11,000円
3回目 レンズ受け取り(初回月額料金) 9,900円
以下 月額料金 9,900円

レンズの処方交換 片目につき年2回まで無償交換可能。

紛失の場合は別途料金がかかります。

 

オルソケラトロジーをもっと手軽に、しかも安全に装用していただくことを目的として、当院では2024年10月1日より、レンズ費用と検査費用を含んだサブスク制度を導入いたしました。

初回の受診時には適応検査など含め、眼内を詳しく検査いたしますので、健康保険証をお持ちください。
詳細はお電話にてお問い合わせください。

オルソケラトロジーのリスク、危険性

オルソケラトロジーでの合併症として角膜感染症があります。発生確率は約5件/10000人・年と低く、通常のソフトコンタクトレンズと同等です。

原因として付着したたんぱく質や脂質によるレンズの汚れが挙げられています。オルソケラトロジーレンズは通常のハードコンタクトレンズと比較して、角膜を変形させるために複雑な構造をしており、汚れが取れにくくなっています。したがって、指定の方法で毎日洗浄と消毒を行う必要があります。また、レンズケースは清潔を保つため、定期的に交換が必要です。

レンズ自体の経年劣化も避けられず、1年から2年ごとのレンズ交換が推奨されています。

なにより、定期検査をしっかりと受けていただき、さらに目の痛み、充血、眼脂、見えにくさなど異常を感じたらすぐに受診していただくことが、合併症を防ぐうえで大切です。

オルソケラトロジーのしくみ

レンズの取り扱い

装用時のご注意

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